畳の張替、メンテナンスについて
畳の裏返しとは?
新品の畳は緑色ですが、使い続けることで日に焼けて茶色く変色をします。
また上を歩くことで摩擦によるダメージを受け擦り切れてきます。
最初のメンテナンスが畳の裏返しです。
裏返しといっても畳を表裏入れ替えるのではありません。
畳床から畳表を外し、ダメージを受けた面と裏側のキレイな面を入れ替え、縁を付け直します。
畳表は両面使えるので裏返すことで新品同様に蘇ります。
*畳表とは表面のゴザを指します。
但し、長年使用すると畳表の裏面まで色が変わってしまう場合があります。
この場合は畳の表替えになります。
畳表が破れたり穴が開いている場合は裏面が使えませんので同様に表替えが必要です。
い草のくずが出てきたら、畳表が茶色になったら畳の裏返しの目安です。
畳の表替えとは?
畳の裏返しで両面使ってしまった畳、裏まで貫通するシミが出来た、タバコやアイロンなどで穴が空いてしまった。
こんな場合は畳の表替えをします。
畳の表替えとは、畳表(表面のゴザ)を新しいものに取り換え、縁を付け直すメンテナスです。
畳床はそのまま再利用します。
一度裏返しして表裏使った畳表を新品に交換することで再び新品同様の畳に生まれ変わります。
畳表が擦れてきたら、シミや破れが出来てしまったら畳の表替えの目安です。
畳の新調
畳の裏返し、畳の表替えともに畳床は再利用しますので踏み心地は変わりません。
畳床にも寿命がありますので、踏んだ時にへこむ、畳にへたりがある、畳と畳の隙間が大きくなったという場合は畳そのものを新しくする必要があります。
畳のお手入れ
掃除機
畳に掃除機をかけるときは畳の目に沿ってかけるのがコツです。
畳の目に逆らって掃除機をかけると畳が擦り切れる原因になります。
乾拭き
必ず乾いた雑巾で畳の目に沿って拭いてください。
濡れ雑巾で拭くと光沢が無くなる、変色の原因になります。
畳干し
出来れば春、秋に畳を干すと畳が長持ちします。
ほこりを叩き出して半日(4〜5時間)程度干します。
畳を干すときの注意点
- 畳表を直射日光に当てない(畳が焼けます)
- 畳は場所が違うと収まりません。外した場所がわかるように工夫しましょう。
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